救急認定看護師ってどんなもの? - 看護師資格を活かして働こう

看護師資格を活かして働こう > 救急認定看護師

救急認定看護師ってどんなもの?

認定看護師、というものをご存知でしょうか?
認定看護師とは、簡単に言えば『看護師のスペシャリスト』のこと。
ある分野での高い専門性や知識、熟練した技術を持って看護にあたる看護師をいい、質の高い医療の提供のために制定されました。
現在は21の分野で認定がされており、その認定者は年々増加しています。

認定看護師の一つが、『救急認定看護師』です。
救急認定看護師とは、救急看護を専門分野とした認定看護師のこと。
21分野の中でも最も早く、1995年に認定分野と特定されました。
では、救急認定看護師になるためには、どうすればよいのでしょうか?

救急認定看護師になるには、看護師の資格を取得した後、5年以上の実務経験を積まなくてはなりません。
この実務経験のうち、3年以上は救急看護の分野である必要があり、中でもCPA、意識障害、重症外傷、呼吸不全、循環不全、中毒、熱傷患者の中から、5例以上の症例を担当したことが必須条件となっています。
実務経験を積んだ後は、救急看護認定看護師を養成する教育機関で、半年以上の教育を受けることが定められています。
現在、救急看護の認定看護師養成講座を行っているのは、日本で四か所。
場所は青森、東京、大阪、福岡です。
ここで救命技術やトリアージなどのカリキュラムを学んだあと、日本看護師協会の認定審査に通れば、晴れて救急認定看護師となることができます。

救急認定看護師の役割は、大きく分けて3つあります。
一つ目は、救急医療の現場において、高い技術と専門知識をもとに、救命医療にあたること。
これには、患者やその家族への精神面でのケアも含まれます。
二つ目は、自らの救命技術や救急看護活動の実践を通じて、周りの看護師の教育や指導をすること。
そして三つ目は、同じく救急医療に従事している看護師たちの、相談相手になることです。

現在救命救急病棟や集中治療室、あるいはドクターヘリなどの現場で活躍する、救急認定看護師。
これからさらに増えることが期待されています。